改めまして、去る5月23日(日)のNAGOYAKICKに、
多くの皆様にご来場頂きまして、誠にありがとうございました。
今大会は、昼・夜ともにKO及び熱戦も多い大会だったと思います。
Day&Nightのセミ・メインの選手やその他の選手でも、
何名か非常に雰囲気がある選手が多かったかなと思います。
経験や試合に対する思いなど。
やはりリングは特別な場所であって欲しいと思いました。
また、今回NightFightセミファイナル第7試合の試合結果ですが、
悠矢選手の腰投げが、攻防の流れでは無く、一呼吸後の故意と
判断されたための結果となります。
立ち上がりから動きの良い試合だっただけに、残念ではありますが、
ご来場の皆様には、何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。
次回NAGOYAKICKは、Zepp名古屋にて7月25日(日)に開催。
夏に相応しい暑さも吹き飛ぶ大会にしたいと思っています。
各種リリースも含め、大会まで発信して行きたいと思っています。
どうぞ、ご期待下さい。
今回も恒例の大会写真のUPまで今しばらくお待ち下さい。
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【NAGOYAKICK~Shine a Light~】
主催:キックセントラルジャパンリーグ
日時:2010年5月23日(日)
会場:ASUNAL HALL
【時間】
DayFight開場12:30開始13:00
NightFight開場17:30開始18:00
【Day Fight】—————————————-
<FINAL 第8試合 フェザー級3分×5R>
◎石橋真幸(名古屋JKファクトリー/KCJフェザー級5位)
vs
×勇鷹(インスパイヤード・モーション/NJKFフェザー級9位)
3R 1:14秒 TKO(セコンドのタオルの投入)
*2R・3Rに 勇鷹にそれぞれパンチでダウン1
紅色のガウンに身を包み、先に青コーナーから入場した勇鷹。
次に黒いガウンに身を包み、赤コーナーから入場した石橋。
共に20歳の二人は、リング上で気合い十分で向き合う。
ラウンド開始、先に仕掛けたのは勇鷹だった。
距離を詰めパンチで石橋をロープまで下がらせる。
しかし、石橋も下がりながらもガードを固め、決定打を貰わない。
両者、攻撃を仕掛けラウンド終了。
2Rに入ると、サウスポーの勇鷹のステップインに合わせ、
石橋がインローを合わせ出す。
このインローが勇鷹の右足に何度もヒットし
勇鷹のバランスを崩す場面が増える。
ラウンド終盤、ローの効いた勇鷹に対し、
石橋はパンチでダウンを奪う。
続く3R、ダウンを奪われた勇鷹が果敢に前に出てくる。
左のクロスから右アッパーを繋げ、石橋に襲いかかるが
石橋もパンチの打ち合いに出る。
石橋が回転の速いパンチを繋げ、2度目のダウンを奪う。
ダウン後に再び石橋が、パンチで勇鷹を攻め込むと
セコンドからのタオル投入で試合終了となった。
試合後に石橋はリング上で、
これからもどんどん上を狙って行きたいとアピールした。
<SEMI FINAL 第7試合 ライト級3分×3R(延長1R)>
×大和勝志(大和ジム/NJKF)
vs
◎竜宜(誠至会/NJKFライト級6位)
1R 2:06 KO(パンチ)
*1R 大和にバックブローとパンチでそれぞれダウン1
青コーナーから入場した竜宜(たつのり)は、
リングインすると大きくリングを回る。
続いて入場した勝志。初のランカー選手との試合に
緊張気味も良い表情でリングイン。
開始、勝志が果敢に攻める。パンチとローとクリーンヒットまでは
行かないが、先に先に仕掛けリズムを作る。
竜宜は、様子を見るように、下がりながら、受けて返す。
ラウンド中盤、コーナーを背にした竜宜に対しチャンスと見た勝志が、
パンチで距離を詰めた瞬間、竜宜がバックブローを
カウンターでヒットさせダウンを奪う。
立ち上がるがダメージの色が隠せない勝志に対し、
竜宜がパンチで襲いかかり再びダウンを奪う。
さらに立ち上がる勝志だが、竜宜は更にパンチで畳み掛け試合を決めた。
【Night Fight】—————————————-
<FINAL 第8試合 66kg契約3分×3R(延長1R)>
○マキ・シップムーン(真樹ジムAICHI/タイ国)
vs
×DAI(誠至会/NJKFウェルター級8位)
3-0(カノンスック28-27 櫻井28-27 ナルンチョン29-28)
*2R DAIにパンチでダウン1/2R シップムーンに減点1
まだ26歳と若いシップムーンだが、
元ルンピニー・ラジャナムダン統一スーパーフェザー級チャンピオン。
対するは、NJKFウエルター級8位のDAI。
開始、体格で上回るDAIが果敢にローで攻め込む。
しかし、シップムーンも受けては返し、DAIに攻め込ませない。
続く2R、両者パンチの打ち合いの展開に入ると、
シップムーンがパンチでダウンを奪う。
ダウンを奪われたDAIだが、その後も果敢に攻め込むと
シップムーンもヒートアップする展開。
ここで、ブレーク後の攻撃でシップムーンに減点1が与えられる。
最終ラウンド、シップムーンは得意の膝蹴りの展開に持ち込む。
体格で上回るDAIだが、首相撲の展開では、
シップムーンにコントロールされてしまう。
それでも、DAIはシップムーンの入り際に肘を合わせ、
首相撲の展開に持ち込ませないように対抗する。
シップムーンも肘、膝と応戦して試合終了。
<SEMI FINAL 第7試合 スーパーフェザー級3分×3R>
×悠矢(大和ジム/NJKF)
vs
○三浦勝人(誠至会/NJKF)
反則勝ち
(1R 悠矢の腰払いにより三浦が試合続行不可能の為)
*1R 三浦にパンチでダウン1
開始、両者ともパンチ、蹴りと素早く応戦する展開。
フットワークを使い回りながら攻撃を仕掛ける三浦だが、
悠矢は攻撃をブロックして三浦にクリーンヒットを与えない。
スピードで負けていない悠矢は、
三浦を追い込みパンチの打ち合いに持って行く。
ラウンド終盤、悠矢の左フックが三浦のテンプルを打ち抜き三浦がダウン。
立ち上がる三浦だがダメージが色濃く見える。
続行後に、悠矢が首相撲の展開から腰投げの形で
三浦を投げて1R終了となるが、
ここでアクシデントが発生する。
ゴングが鳴り、インターバルに入るが
三浦が起き上がれず試合が一時中断となる。
ドクターが三浦のチェックに入るが痛みを訴える三浦に対し、
ドクターが試合続行不可能と判断。
ここで協議がおこなわれ、悠矢の腰投げが流れの中での攻撃では無く、
一呼吸後の故意の腰投げと判断。
その腰投げで三浦が試合続行不可能の為に三浦の反則勝ちとなる。
会場では、突然の試合終了に不満の声が多く上がる。
<その他試合結果>
【Day Fight】——————————————–
第6試合 フェザー級3分×3R
○小島大和(TheBodyBox/KCJ)
vs
×メリー酒井(志村道場)
3-0(櫻井30-29 カノンスック29-28 ナルンチョン30-29)
第5試合 スーパーライト級3分×3R
×泰斗(GETOVER)
vs
◎AKIRA(誠至会/NJKF)
2R TKO(レフェリーストップ)
*2R泰斗にパンチでダウン1
第4試合 ヘビー級3分×3R
△ジュリオ森(志村道場/ブラジリアンタイ)
vs
△MASASHI(TEAM木鶏)
1-1(櫻井29-28 センチャイ28-29 ナルンチョン29-29)
第3試合 ウェルター級3分×3R
◎小郷修平(名古屋JKF/KCJ)
vs
×渡部剛和(拳之会/NJKF)
1R 2:38 KO(パンチ)
第2試合 58kg契約3分×3R
○不可思(TheBodyBox/KCJ)
vs
×瞬太(GETOVER)
3-0(櫻井29-28 カノンスック30-29 ナルンチョン29-28)
第1試合 フェザー級3分×3R
×中山広太郎(名古屋JKF/KCJ)
vs
○二田水敏行(NEX-SPORTS)
2-0(カノンスック28-29 センチャイ29-29 ナルンチョン29-30)
【Night Fight】——————————————–
第6試合 68kg契約3分×3R
×倉橋 司(真樹ジムアイチ/MA)
vs
○白神武央(拳之会/NJKF)
3-0(櫻井27-29 センチャイ28-30 カノンスック28-29)
*1R 倉橋にパンチでダウン1
第5試合 55.5kg契約3分×3R
△村田大輔(Ares/SB)
vs
△マルコス前島(志村道場/ブラジリアンタイ)
1-0(櫻井30-30 ナルンチョン29-29 センチャイ30-29)
第4試合 60.5kg契約3分×3R
○加賀隆史(名古屋JKF/KCJ)
vs
×田中秀宗(Inspire-S)
2-0(カノンスック30-28 櫻井30-28 ナルンチョン29-29)
第3試合 69kg契約3分×3R
◎HIROKI(大和ジム/NJKF)
vs
×ケネル・ルーカス(志村道場/ブラジリアンタイ)
1R1:41 KO(パンチ)
*1Rケネルにパンチでダウン2
第2試合 56.5kg契約3分×3R
△高田直矢(風吹ジム/SB)
vs
△アニキ(誠至会/NJKF)
0-0(櫻井28-28 カノンスック28-28 センチャイ28-28)
*1Rアニキにパンチでダウン1
第1試合 52kg契約3分×3R
×古田 恭人(はまっこムエタイジム)
vs
○山下博史(誠至会/NJKF)
0-3(櫻井28-30 ナルンチョン28-30 センチャイ28-29)
試合レビュー
2010年5月25日