7.20メイン・セミ試合レビュー

7-20-7

【MAIN EVENT】60.5Kg契約 3分×5R
△ケミカル☆瞬太(GETOVER/KCJ S.Fe級チャンピオン)
vs
△下 丈一朗(TARGET/WPMF日本 S.Fe級7位)
1-1(49-49 49-50 50-49)

18歳の下(しも)に対し、21歳の瞬太。
両者ともに、ややアップライトに構えるスタイルを見せる。

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ともに、パンチから蹴り。
蹴りからパンチと相手の出方を伺いながらもスピーディーな攻防を見せる。
首相撲の展開でも、お互い五分の差し合いを見せてラウンド終了。

2R〜3Rに入ると、両者パンチから首相撲、肘の展開を見せるが、
3R中盤から、瞬太はサウスポーに構え、下(しも)の奥足に狙いを定める。

セコンドからも「奥足を狙え」の声が飛ぶ。

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4R、下は右ミドルを軸に先手、先手と攻撃を仕掛ける。
しかし、瞬太も受けては返し、下(しも)に流れを与えない。

最終5R、ほぼ互角と思われる両者は、ゴングと同時に前に出る展開。
両者、疲れを見せずミドルからパンチ、肘。そして首相撲と攻防を繰り返すが、
有効打とまではいかず試合終了。
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【SEMI FINAL2】70kg 3分×3R
○山本バッファ弘樹(大和ジム/NJKF S.We級2位・RISE ミドル級8位)
vs
×櫻井 博(多田ジム/KAKUMEI)
3-0(30-29 30-29 29-28)

RISEルールでおこなわれたこの試合。
開始、櫻井がテンカオで山本に仕掛ける。
ややクリーンヒットにも見えたが、
山本は、構わず距離を詰めパンチを振るう。
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ストレート系のパンチの櫻井に対し、山本はフック系のパンチで前に出る。
山本陣営からは、盛んに「腹を狙え」との指示が飛ぶ。

パンチからローへと繋ぐ山本の攻撃が徐々に櫻井を捕えるが、
櫻井も前蹴り、パンチなどで反撃。

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また動く事で山本からクリーヒットを許さない。

最終ラウンド、両者パンチの打ち合いが続くが、
ラスト30秒を切ったところで、山本の左フックがクリーンヒット。

足がふらつく櫻井に対し山本が一気にラッッシュを掛けるが、
櫻井も必死に耐えダウンは奪えずここで試合終了。

【SEMI FINAL1】スーパーライト級 3分×3R
×泰斗(GETOVER/KCJ S.Li級3位)
vs
○宮島教晋(誠至会/NJKF S.Li級4位)
0-2(28-30 28-30 30-30)

赤いガウンを羽織り、青コーナから入場した宮島に次いで、
沢山のキッズマスクマンを引き連れ、
両脇に浴衣の少女を引き連れ入場した泰斗。

名称未設定 1
開始、サウスポーの宮島に対し、内股右ローで様子を伺う泰斗。
両者、探り合うようにミドル、ローと蹴りの距離での攻防を見せる。

2R、宮島は左ミドルで泰斗のステップインを防ぐ。
タイミングの良い左ミドルを貰い、距離を詰め切れない泰斗に対し、
宮島はミドルで距離を保ち続ける。

ラウンド終盤、強引に詰める泰斗だが、
宮島の体を密着させる首相撲に捕まり、クリーンヒットを与えられない。

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最終ラウンド。攻撃の的が絞れない泰斗に対し、
宮島は徹底して離れた距離からの左ミドルと至近距離での首相撲で、
泰斗にリズムを作らせない作戦。
ブレイク直後も常に宮島の放つ左ミドルが泰斗を捕える展開が続いて試合終了。